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未来を照らせる支援者として

3名の子どもたちを初めて岩崎学園に迎えたのは、昭和28年3月14日のことでした。
戦後間もないころ、家族を失い国鉄駅舎に身を寄せる子どもたちの暮らしを守ることから岩崎学園での暮らしは始まりました。やがて時代がめぐり社会情勢が変化してきましたが、設立以来大切にしていることは子どもたちの笑顔や幸せな未来を考えていきたいという思いです。彼らにとってかけがえのない未来や豊かな人生に向けて、『確かな明日への道しるべ』を示すことができる支援者でありたいと私たちは考えます。

共に暮らし、共に育つ社会をめざして

私たちの誰もが大切な人生を過ごしています。それゆえに、やがて大人へと成長する子どもたちも、成人期を迎えた大人の方にも、それぞれの人生に自信と誇りをもちながら、地域での自立を目指してほしいと願っています。
そのために、私たちは彼らがもつ可能性を見出し、育み、そしてその成長を家族とともに喜び合えるよう、「受容」と「共感」の姿勢を大切に子どもたちや利用者の成長に寄り添っていきます。
また、彼らが安心して暮らしていくための街づくりについても、積極的に地域とともに貢献していきたいと考えています。

社会とつながる労働を大切にしたい

法人の設立当初の時代では、「働く」ことは生きるための所得を得ることでした。必死に畑を開き、地元の方とともに農作業に従事する姿は、生き抜くための労働でした。
時代が進み、「働く」ことは自らの暮らしを豊かにすることへと変化をしてきています。社会の一員としての責任をもち、地域活動にも貢献する彼らの姿は、地域社会からも頼りにされる存在として頼もしく感じられるようになっています。
私たちは、「働く」ことを通じて社会との繋がりを大切にできるよう、様々な環境づくりに努めていきます。


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